医療費控除額算出

まず、医者にいったからといって誰もが医療費控除を受ける資格があるのか・・・というとそうではなくて、1月から12月までの間に支払った総医療費が

10万円を越えて、

もしくは

総所得の5%を越えて(総所得が200万円以下の人)、

いなければなりません。

この10万円や総所得の5%のことを「医療費基準金額」といいます。

レーシック(他の視力回復手術含む)を受けられる方は大抵この10万という金額を軽くクリアするのではないでしょうか。(およそ30~50万円?)

さて、ここまできてやっと医療費控除額が算出できます。

医療費控除額 = 支払った総医療費 - 医療費基準金額

医療費控除額が算出されると、おのずと課税所得が、最終的には修正後の所得税額が導き出されてきます。既に払った税金との返してもらいましょう。

医療保険などに入っていて、費用が下りたりしたときは医療費控除額はその分減額になりますし、医療費控除額自体にも200万円までという上限が設けられていますので、適宜算出方法に変化が加わりますが、元になる計算法は上記のとおりとなります。

医療費控除額を算出する元になる医療費ですが、薬の購入費、通院の交通費も認められるようなので、レシート、領収書はきっちり保管しておきましょう。

不明な点はお住まいの地域税務署に問い合わせをしてくださね。

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